【戦場のピアニスト(2002)】-音楽を題材にしたノンフィクション映画

戦場のピアニスト

[監督]ロマン・ポランスキー
[原題]The Pianist
[原作]ウワディスワフ・シュピルマン
[脚本]ロマン・ポランスキー/ロナルド・ハーウッド
[音楽]ボイチェフ・キラール
[製作]ロマン・ポランスキー/ロベール・ベンムッサ/アラン・サルド
[製作総指揮]ティモシー・バーリル/ルー・ライウィン/ヘニング・モルフェンター
[撮影]パベル・エデルマン
[出演]エイドリアン・ブロディ
トーマス・クレッチマン/フランク・フィンレイ
[製作年]2002年
[製作国]フランス・ドイツ・ポーランド・イギリス合作
[上映時間]148分
[ジャンル]ノンフィクション


戦場のピアニスト(字幕版)

ナチスドイツ侵攻下のポーランドで生きた実在のユダヤ人ピアニスト、ウワディスワフ・シュピルマンの自伝の映画化。主人公の視点から忠実に描写され、ポランスキー監督によって壮大なスケールで戦争を描く。
ポランスキー自身も、幼少期をナチス占領下のポーランドで過ごし、収容所で母親を亡くす体験をもつ。

1939年、ナチスドイツがポーランドに侵攻。ワルシャワの放送局で演奏するピアニストシュピルマンは、ユダヤ人としてゲットーに移住させられる。
何十万ものユダヤ人が強制収容所送りとなる中、奇跡的に逃れたシュピルマンは、ゲットーの廃墟に身を隠すが、ある夜ついにひとりのドイツ人将校に見つかってしまう・・・。

第55回カンヌ国際映画祭最高賞パルムドール受賞。第75回アカデミー賞では作品賞ほか7部門にノミネート。ロマン・ポランスキーの監督賞、エイドリアン・ブロディの主演男優賞、脚色賞計3部門で受賞。
冒頭に演奏される『ノクターン夜想曲第20番 嬰ハ短調 遺作』はこの映画を機に、よく演奏されるようになった。

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