11月2日1946年【G.シノーポリ】

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ジュゼッペ・シノーポリ
Giuseppe Sinopoli

[ 指揮者・作曲家 / イタリア ]
1946年11月2日-2001年4月20日 54歳没
精神医学を修め哲学にも通じ、作曲家としても活躍しましたが、オペラ指揮中に心筋梗塞で倒れ、54歳で急逝しました。


《ルー・サロメ》組曲 第2番

 

生涯

1946年 イタリアのヴェネツィアで生まれ、12歳から音楽の勉強を始める。
1971年25歳 イタリアのパドバ大学で心理学と脳外科を学び医学博士号取得。並行してベネチア音楽院で作曲を勉強。
1972年26歳 同音楽院の教授となる。
その後、ウィーン音楽院で指揮法を学ぶ。

1975年29歳 現代音楽の演奏を目的に、彼の師の名を冠したブルーノ・マデルナ・アンサンブルを設立し、指揮者としてデビュー。
1981年35歳 バイエルン国立歌劇場にて自作オペラ『ルー サロメ』初演。
1983年37歳 ローマの聖チェチーリア音楽院管弦楽団の音楽監督就任。
1984年38歳 ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団首席指揮者、1987-94年音楽監督に就任。
1992年46歳 シュターツカペレ・ドレスデンの常任指揮者に就き、亡くなるまで務めた。

オペラ指揮者として1990年にベルリン・ドイツ・オペラの音楽監督に就任予定だったが、直前に辞退。ヨーロッパ各地の主要オーケストラで客演指揮者として活躍。

亡くなる直前には考古学の博士号を取得するなど、インテリ指揮者としての演奏解釈に賛否両論あり、熱烈な崇拝と痛烈な批判を同時に受けた。

2001年4月20日、ベルリン・ドイツ・オペラでヴェルディのオペラ「アイーダ」を指揮中、第3幕で心筋梗塞で倒れ、54歳で急逝。
その日についての記事
http://bungeikan.jp/domestic/detail/934/

2002年よりザクセン州立歌劇場の音楽総監督に就任予定だったが、死去により果たせなかった。

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