【カストラート(1994)】‐音楽を題材にしたノンフィクション映画

カストラート

[監督]ジェラール・コルビオ
[原題]Farinelli il Castrato
[原案・脚本]アンドレ・コルビオ
ジェラール・コルビオ
[脚色]マルセル・ボーリュー
[音楽監督・指揮・編曲]クリストフ・ルセ
[衣装デザイン]オルガ・ベルルーティ
[製作]ベラ・ベルモン
[撮影]ウォルター・ヴァンデン・エンデ
[美術]ジャンニ・クァランタ
[編集]ジョエル・アッシュ
[出演]ステファノ・ディオニジ/エンリコ・ロー・ベルソ
[製作年]1994年
[製作国]フランス・イタリア・ベルギー
[上映時間]110分
[ジャンル]ノンフィクション


カストラート

実在したバロック時代のカストラート歌手 ファリネッリの生涯を描いた伝記映画。

18世紀のヨーロッパでは、教会で女性が歌うことが許されなかったこともあり、ボーイソプラノを保持するために去勢され、高音域を歌えるカストラートと呼ばれる歌手がいた。ファリネッリは、3オクターブ半もの声を持つ伝説のカストラートと呼ばれ、ヘンデル(1685-1759)をはじめ多くの人を魅了した。しかしその歌声は、イギリス国王と皇太子の確執に利用されるなど、彼を取り巻く陰謀、政略、裏切り、苦しみが渦巻く。

平凡な作曲家兄のリカルドと天性の美しい歌声を持つ弟のカルロはコンビを組み演奏活動をしていた。1722年のナポリ。成長したカルロ(ステファノ・ディオニジ)はリカルドの作曲したオペラを歌うカストラート歌手になっており、兄弟は女性も必ず共有するほど一心同体だった。カルロは次第に兄の書いた凡庸なオペラでは満足しなくなっていき、兄以外の書いたオペラを歌うことを決意する。ひとりの女性を愛し合う兄弟、それを超える兄弟愛・・・。

音楽監督・指揮・編曲は、古楽アンサンブル“レ・ラタン・リリック”を率いて世界的に高く評価されているクリストフ・ルセ。ファリネッリの声を再現するため、高音域は女声のソプラノ歌手、低音域は男声のカウンターテナーが担当し、2パート分の録音を合成している。

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