音楽を仕事にする – 演奏する

クラシック音楽に関わる職種の紹介

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指揮者

管弦楽団や交響楽団を指揮者は、マエストロとも呼ばれます。専門に学んだオーケストラ団員から尊敬される立場にあるため、常に作品を勉強し、厳しいトレーニング継続する必要があります。
国内外の音楽大学指揮科で学び、尊敬する指揮者に個人教授を受け、多くの指揮者はコンクール入賞を機に、仕事が入ってきます。楽器や作曲を学んだ後に指揮者になるケースもあります。プロのオーケストラの指揮は、海外から指揮者を客演に迎えたり、国内であれば一部の指揮者に集中するため、厳しい道です。アマチュアオーケストラの指揮をするという道もあります。
【多くの指揮者が所属する音楽事務所】「AMATI」「ジャパン・アーツ
1950年発足の日本指揮者協会には、プロの指揮者74名( 2018年現在)が会員登録しています。

オーケストラ団員

オーケストラごとに不定期に団員募集があり、オーディションが行われます。音楽大学を卒業する人数に比べ、ごくわずかな募集人数なので狭き門。

当サイト「プロのオーケストラ一覧」には、各オーケストラごとにオーディション情報のリンクが貼ってあります。

器楽ソリスト

独学でクラシック音楽のソリストとして活躍している人は、世界中で皆無。特にピアノとヴァイオリンは幼少の頃から専門的な教育を受け、音楽大学を卒業し留学し、コンクールに入賞しても、クラシック音楽の演奏活動だけで生計を立てている音楽家はごく一握りです。

生計を立てられるかどうかは別として、演奏活動を個人で行う場合と、音楽事務所に所属して行う場合があります。「音楽事務所一覧」はこちら

声楽家

他の楽器同様に、留学しコンクール受賞歴があってもソリストとして独立しているのはごく数名で、オペラ団体や合唱団に所属して活動しています。
二期会」「藤原歌劇団」にはそれぞれ研修所、育成部があり、大学卒業後にさらに研鑽を積み、団員となって舞台に立ちます。

コレペティトゥア・合唱団のピアノパート・アンサンブル

いずれもピアニストとしての仕事です。コレペティトゥアは、オペラの練習時にオーケストラパートをピアノで演奏します。歌手の指導的役割も担うため、オペラ、声楽の理解、知識が必要。
プロ・アマチュアの合唱団でも、ピアノ演奏者が必要です。指揮者がいない時には指導する場合もあります。
声楽や他の楽器のソリストや室内合奏団から依頼され、ピアノパートを担い、練習や演奏会に対し謝礼をもらいます。ソロ演奏とは別の技術が必要で、有能なピアニストは引っ張りだこです。

インストラクター

ブライダル企画事務所、音楽事務所、楽器店に所属して、ブライダルや楽器店イベント、飲食店やホテルなどで楽器を演奏します。クラシック音楽以外のジャンルを要求されることもしばしばあります。音楽家遣を主にする音楽事務所もあります。[→音楽事務所・企画会社一覧]

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