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【アマデウス(1984)】‐音楽を題材にしたノンフィクション映画

アマデウス

[監督]ミロシュ・フォアマン
[原題]Amadeus
[原作・脚本]ピーター・シェーファー
[出演]F・マーリー・エイブラハム
トム・ハルス
[音楽]ネヴィル・マリナー
[振付]トゥイラ・サープ
[製作]ソウル・ゼインツ
[撮影]ミロスラフ・オンドリツェク
[美術]カレル・サーニー
[編集]ネーナ・デーンヴィック / マイケル・チャンドラー
[製作年]1984年
[製作国]アメリカ
[上映時間]158分/180分(ディレクターズ・カット版)
[ジャンル]ノンフィクションドラマ


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若くして世を去った天才音楽家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-1791)の生涯を、サリエリとの対決を通して描いた話題作。ピーター・シェイファーの戯曲を自ら脚色し、ミロシュ・フォアマン監督によって映像化。

1823年、ウィーンの街で自殺未遂で精神病院に運ばれた、皇帝ヨゼフ二世に仕える宮廷音楽家であったアントニオ・サリエリ。彼のもとを訪れた若き神父に衝撃的な過去を物語る形式で描かれる。

音楽家としていわゆるエリート人生を歩んできたサリエリは、天才モーツァルトの出現により人生が一変する。モーツァルトの幼稚な人格でありながら音楽の才能を与えた神に怒りを覚え、十字架を暖炉で焼き信仰を捨て、モーツァルトを亡き者にしようと画策するようになる。

モーツァルトを貶めることに執念を燃やしたサリエリは、モーツァルトが畏怖する父レオポルドに扮して『レクイエム』を依頼する。衰弱しているモーツァルトに作品の完成を迫り、その作曲の場に立ち会い協力することになる。
天才モーツァルトから生まれる音楽は、サリエリのこれまでの嫉妬を忘れさせるほど素晴らしいものだった。しかし翌朝、サリエリが強いた過酷な労働のためか、モーツァルトは息を引きとる。1791年12月モーツアルト35歳没。
それを最も絶望したのは、その死を誰より望んでいたはずのサリエリだった。

1984年度アカデミー賞8部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、音響賞)受賞。ほかに英国アカデミー賞4部門、ゴールデングローブ賞4部門、ロサンゼルス映画批評家協会賞4部門、日本アカデミー賞外国作品賞などを受賞。

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