9月20日1956年【木下 牧子】

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木下 牧子
きのした まきこ

[作曲家/日本]
1956年9月20日 –  66歳
管弦楽、吹奏楽、室内楽、声楽など幅広いジャンルにわたって作品を発表し、特に合唱の分野で絶大な人気を持つ日本の作曲家。

 

【公式ホームページより】

1956年東京生まれ。都立芸術高校ピアノ科卒業。東京芸術大学作曲科卒業、同大学院終了。在学中、作曲を石桁真礼生、黛敏郎、浦田健次郎、丸田昭三の各氏に、ピアノを岩崎操氏に師事。芸大卒業記念演奏会において、管弦楽曲「壺天」が作曲科首席卒業作品として演奏される。大学院在学中に合唱組曲「方舟」、吹奏楽曲「序奏とアレグロ」を発表してプロ・デビュー。管弦楽のための「幻想曲」で第51回日本音楽コンクール作曲部門(管弦楽曲の部)入選。管弦楽のための「オーラ」で第9回日本交響楽振興財団作曲賞入選。’03年オペラ「不思議の国のアリス」(モーツアルト劇場創立20周年委嘱)初演で三菱UFJ信託音楽賞奨励賞受賞。2年後の同オペラ全面改訂版は大きく評価され、主宰・モーツアルト劇場がエクソンモービル音楽賞を受賞した。(音楽之友社よりヴォーカルスコア出版、オケ・パート譜レンタル)
今までに4度の個展を開催。(作品展1…「歌曲の夕べ」、作品展2…「合唱の世界」、作品展3…「室内楽の夜」、作品展4…「ピアノ・プラス」)特に第三回個展「室内楽の夜」は、「この世代の作曲家としてひとつ抜きん出た存在であることを証明した」との新聞評をはじめ多くの音楽誌で非常に高い評価を得た。最近は「ルクス・エテルナ」(2016)「ピアノ・コンチェルト」(2012)「呼吸する大地」(2010)と相次いでオーケストラ作品を発表して好評を得ている。声楽作品は特に人気が高く、オペラ、合唱・歌曲とも全国で演奏されている。
出版は100冊を超える。CDに「室内楽作品集〜もうひとつの世界」(「レコード芸術」現代曲部門 特選盤/ライヴノーツ)、「ふるえる月」(室内楽 他/ALM)、「邪宗門秘曲」(合唱&管弦楽/フォンテック)、「ピアノ作品集〜夢の回路」(「レコード芸術」現代曲部門 準特選盤、「CDジャーナル」「音楽現代」推薦盤/ライヴノーツ)「祝福」(無伴奏合唱/日本伝統文化振興財団)ほか多数。現在、日本現代音楽協会会員。

木下牧子公式サイト http://www.m-kinoshita.com
木下牧子YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/user/OfficeAsai

公式Twitter

「ほんとにきれい」『抒情小曲集』第2曲
指揮:岸 信介
ピアノ:木下 牧子
女声合唱団はづき( 2004年演奏)

「私はクラシック系純音楽作品だけ作曲して市民権を得たいと思い、ずっと作品を書き続けてきましたし、これからもそのつもりです」「ホールで演奏されたとき最も輝く曲を書き続けたい」と著書に記しており、商業音楽を作曲することはなく、マスメディアを通した彼女の作品の発表はNHKで数作品程度のみ。


混声合唱組曲 悠久のナイル

佐藤 眞:「土の歌」/團 伊玖磨:「筑後川」/木下 牧子:「鴎」/武満 徹:「うた」より
山田 和樹 指揮 / 東京混声合唱団 & 東京交響楽団

佐藤 眞:「土の歌」/團 伊玖磨:「筑後川」/木下 牧子:「鴎」/武満 徹:「うた」より


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