2月19日1971年【ギル・シャハム】

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ギル・シャハム
Gil Shaham

[ヴァイオリニスト/イスラエル]
1971年2月19日 - 50歳
現代の若い世代を代表するヴァイオリニストの一人


1930年代のヴァイオリン協奏曲集 第2集

バッハ:ガヴォット

経歴

【 KAJIMOTOHPより】

今日のクラシック音楽界を牽引するヴァイオリン奏者のひとり、ギル・シャハムは、完璧なテクニック、そして比類なき優しさと寛大な心を併せもち、アメリカを代表する巨匠としての地位を不動のものとしている。

シャハムはコルンゴルトの協奏曲で定評があり、この作品をズービン・メータ指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と共に演奏、2015年/16年シーズンをスタートさせる。ステファヌ・ドゥネーヴ指揮ボストン交響楽団とは、ジョン・ウィリアムズの協奏曲を共演。同団とはすでに、作曲者自身の指揮でこの作品の録音を残している。このほか、J.S.バッハ(グスターボ・ドゥダメル指揮ロサンジェルス・フィルハーモニック)、ブラームス(パリ管弦楽団)、チャイコフスキー(サン・カルロ劇場管弦楽団、ニュー・ワールド交響楽団、スー族都市交響楽団、ナッシュヴィル交響楽団)の協奏曲で、ソリストを務める。さらにメンデルスゾーンの協奏曲を、モントリオール交響楽団(彼はアーティスト・イン・レジデンスである)、シンガポール交響楽団(ヨーロッパ・ツアー)と共演する。シャハムの長期にわたる「1930年代のヴァイオリン協奏曲」プロジェクトは8シーズン目を迎え、シカゴ交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団(カーネギーホール、キンメル・センター)とバルトークの第2番を、フランス国立リヨン管弦楽団ならびにローマ・サンタ・チェチーリア国立管弦楽団とはバーバーを取り上げる。新録音『1930年代のヴァイオリン協奏曲Vol. 2』を記念するツアーでは、ザ・ナイツとの共演でプロコフィエフの第2番を演奏。シュトゥットガルト放送交響楽団との共演によるこのニュー・アルバムは、シャハムの自主レーベルCanary Classicsからリリースされている。セジョン(世宗)・ソロイスツとはヨーロッパの主要都市を周り、チャペルヒルのノースカロライナ大学からも招かれている。ロンドンのウィグモア・ホール、北アメリカ各地の一流ホールでは、写真・映像アーティストのデヴィッド・ミハウェックによるマルチメディア・アートとのコラボレーションで、バッハの《無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ》全曲演奏にのぞむ。

昨シーズンには、シアトル交響楽団のシーズン・オープニング・ナイト・ガラにメイン・ゲストとして登場。続いて、マイケル・ティルソン・トーマス指揮サンフランシスコ交響楽団とは、カーネギーホール公演のほか、楽団創設20年記念ツアーに同行し、プロコフィエフの協奏曲第2番の独奏を務めた。この曲は「1930年代のヴァイオリン協奏曲」プロジェクトの核をなすもので、ベルリン放送交響楽団やロンドン交響楽団とも、同プロジェクトの一環でブリテンの協奏曲を演奏した。サンディエゴ交響楽団とは、デヴィッド・ブルースの新作協奏曲を初演。このほか、J.S.バッハ(シドニー交響楽団、ダラス交響楽団)、メンデルスゾーン(東京、カナダ、ルクセンブルク)の協奏曲でソロを任された。さらに、バッハ・アルバムのリリースを機に、シカゴのシンフォニー・センター、ロサンジェルスのディズニー・コンサートホールなど、アメリカ各地で無伴奏ヴァイオリン・リサイタルを開催した。

多くのレコーディングは、数度のグラミー賞、アカデミー・シャルル・クロ・ディスク大賞(グランプリ)、ディアパゾン・ドール、「グラモフォン」のエディターズ・チョイスをはじめ、名高い賞にたびたび輝いている。近年は、2004年に立ち上げた自主レーベルCanary Classicsから、『1930年代のヴァイオリン協奏曲Vols. 1 & 2』、『J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ』を発表。現代音楽の擁護にも情熱を注ぎ、これまでウィリアム・ボルコム、デヴィッド・ブルース、アヴネル・ドルマン、ジュリアン ・ミローネ、ブライト・シェンらの新曲を初演している。

1971年、イリノイ州のシャンペーン・アーバナ生まれ。その後、両親と共にイスラエルに移住。7歳でルービン音楽アカデミーのサミュエル・バーンスタインのもとでヴァイオリンを始め、アメリカ・イスラエル文化財団の年間奨学生となった。エルサレムのハイム・タウプのもとで研鑽を積むかたわら、1981年、エルサレム交響楽団とイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団にデビュー。同年、アスペンでドロシー・ディレイとイエンス・エレルマンの指導を受け始める。イスラエルのクレアモント・コンクールで優勝したのち、1982年にジュリアード音楽院の奨学生となり、ディレイとヒョー・カンに師事した。さらに、コロンビア大学でも学んでいる。
1990年にエイヴリー・フィッシャー・キャリア・グラントを贈られ、2008年に名誉あるエイヴリー・フィッシャー賞を受賞。「ミュージカル・アメリカ」は2012年に、シャハムを年間最優秀器楽奏者に選出し、彼の演奏からにじみ出る「特異なヒューマニズム」を称えた。

使用楽器は、1699年製のストラディヴァリウス「ポリニャック伯爵夫人」。現在、妻でヴァイオリン奏者のアデーレ・アントニーと3人の子どもたちと共に、ニューヨークで暮らしている。

1971年 イスラエル人の両親がアメリカ滞在中にイリノイ州で生まれる。父親は天体物理学者、母親は遺伝学者。
1973年2歳 家族でイスラエルに渡り、そこで育つ。
1978年7歳 エルサレムのルービン音楽アカデミーのサムエル・バーンスタインのもとでヴァイオリンを学ぶ。
1980年9歳 アメリカコロラド州の夏期音楽アカデミーで名教師ドロシー・ディレイに見いだされる。
1981年10歳 エルサレム交響楽団との共演でデビュー。
1982年11歳 ズービン・メータ指揮イスラエル・フィルと共演。大成功をおさめ、神童と評価されるようになる。
同年よりジュリアード音楽院の特別奨学生としてディレイのもとで学ぶ。

バッハ:無伴奏パルティータ第2番 BWV1004 「シャコンヌ」

2004年33歳 自主制作レーベル”Canary Classics”を設立。
ピアニストである妹のオルリ・シャハムとの共演でモーツァルトのヴァイオリンソナタ集、プロコフィエフの作品集、妻でヴァイオリニストのアデル・アンソニーとの共演でサラサーテの作品集など、従来のレーベルの枠にとらわれない多彩な作品をリリースしている。


サラサーテ:ヴァイオリン超絶技巧作品集

プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲 第2番
ヴァイオリン:ギル・シャハム
指揮:スザンナ・マルッキ(1969-)
hr交響楽(2019年5月演奏)

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