1月25日1886年【W.フルトヴェングラー】

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ヴィルヘルム・フルトヴェングラー
Wilhelm Furtwängler

[指揮者・作曲家/ドイツ]
1886年1月25日-1954年11月30日 68歳没
20世紀を代表するカリスマ性を持った巨匠指揮者。クラシック音楽ファンならば知らない人はいません。


ベートーヴェン : 交響曲 第9番  / フルトヴェングラー

『ドン・ジョバンニ』序曲
指揮:フルトヴェングラー
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団
(1954年ザルツブルク音楽祭)

生涯

1886年 ベルリンに考古学者を父に生まれる。正式な洗礼名はグスタフ・ハインリヒ・エルンスト・マルティン・ヴィルヘルム(Gustav Heinrich Ernst Martin Wilhelm)。
1894年8歳 父アドルフがミュンヘン大学の教授に任命され、ミュンヘンに転居。
1898年12歳 高校を退学し、以後、ルートヴィヒ・クルツィウス、ヴァルター・リーツラーを家庭教師として勉強を続ける。
1901年15歳 マックス・フォン・シリングスから作曲を学び始める。
1906年20歳 カイム管弦楽団(現ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団)を指揮しデビュー。同年チューリヒ歌劇場の第三指揮者となる。
1909年23歳 シュトラスブルク歌劇場の第三指揮者となり、ハンス・プフィッツナーと交わる。
1911年25歳 リューベックの音楽監督となる。
1915年29歳 マンハイムの音楽監督となる。
1922年36歳 同年A.ニキシュ(1855‐1922)が亡くなり、その後任として、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団およびベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任。
1927年41歳 フェリックス・ワインガルトナーの後継としてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者に就任。
同年 ハイデルベルク大学名誉博士号。
1929年43歳 マンハイム市名誉市民、プロイセン・プール・ル・メリット勲章(学術芸術)授与。
1931年45歳 バイロイト祝祭劇場に初めて出演し、R.ワーグナー(1813-1883)『トリスタンとイゾルデ』を指揮。

1933年47歳 ベルリン国立歌劇場でワーグナー『マイスタージンガー』を指揮した際、首相ヒトラー(1889-1945)と握手している写真を撮影される。9月15日、ヘルマン・ゲーリングの指令により、プロイセン枢密顧問官に就任。同年11月15日には帝国音楽院副総裁に就任。
1934年48歳 ヒンデミット事件によりナチス政府と対立。12月5日、ベルリン・フィル音楽監督、ベルリン国立歌劇場音楽監督、プロイセン枢密顧問官および帝国音楽院副総裁を辞任。
1935年49歳 客演指揮者としてベルリン・フィルに復帰。
1936年50歳 ニューヨーク・フィルの次期音楽監督にトスカニーニ(1867-1957)から指名されるが、ナチスの妨害により破談。
1938年52歳 ドイツのオーストリア併合後、ナチスによるウィーン・フィル解散を阻止。
1939年53歳 第二次世界大戦が勃発。ドイツに残り、国内のユダヤ人音楽家を庇護。
1945年2月59歳 ウィーン・フィルの定期演奏会後にスイスへ亡命。
5月 戦時中のナチ協力を疑われ、演奏禁止処分を受ける。


1947年61歳 「非ナチ化」裁判の無罪判決となり、音楽界に復帰。ベルリン・フィルの終身指揮者に就く。
1948年62歳 シカゴ交響楽団の常任指揮者就任の要請を受けるが、W.ホロヴィッツ(1903–1989)、A.ルービンシュタイン(1887-1982)、ミルシテイン( 1903-1992)、ピアティゴルスキー(1903-1976)、ハイフェッツ(1901-1987)などユダヤ系音楽家たちが抗議し破談。
同年2月22日 1944年に作曲に着手し、1945年10月18日に完成した『交響曲第2番』が、作曲者自身の指揮、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団により初演される。
日本初演は1984年4月24日に朝比奈隆(1908-2001)指揮、大阪フィルハーモニー交響楽団により行われた。

1951年7月29日65歳 バイロイト音楽祭再開記念演奏会でベートーヴェンの交響曲第9番を指揮。
1952年66歳 ドイツ連邦共和国功労大十字勲章を受章。

1954年11月30日68歳 肺炎により亡くなる。ハイデルベルク市名誉葬が執り行われた。

2013年3月5日 日本のフルトヴェングラー・センターの名誉会長を務めていた妻エリーザベトが102歳で亡くなる。


フルトヴェングラー 悪魔の楽匠〈上巻〉 (叢書・20世紀の芸術と文学)


証言・フルトヴェングラーかカラヤンか (新潮選書)

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