1月11日1902年【M.デュリュフレ】

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モーリス・デュリュフレ
Maurice Duruflé

[作曲家・オルガン奏者/フランス]
1902年1月11日-1986年6月16日 84歳没
代表作品『レクイエム』は世界中でよく演奏されています。

『レクイエム Op.9』(1947年)

生涯

1902年 ノルマンディー地方のルヴィエに生まれる。
1918年16歳 ルーアン教会合唱学校入学。歌唱、オルガン、ピアノを学ぶ。
1919年17歳 パリ音楽院入学。ポール・デュカス(1865-1935)に作曲法を師事したほか、オルガン、和声法などを学び、1922年卒業までに、作曲科、ピアノ伴奏、和声法、オルガン科など5部門で一等を得た。

1919-1929年 聖クロチルド教会付の助演オルガン奏者、1929-1931年ノートル・ダム聖堂オルガニスト。その後1975年まで聖エチャンヌ=ドゥマン教会正オルガニストを務める。

『アランの名による前奏曲とフーガ オルガンのための Op.7
Prélude et Fugue sur le nom d’Alain』 (1940)/(1942)?

1944年42歳 パリ音楽院和声法科教授に就く。(-1969)
1947年45歳 楽譜出版社デュランの依嘱により『レクイエム OP.9』作曲。グレゴリオ聖歌の『レクイエム』の引用と、フランス和声や対位法の融合により代表作品となる。

生涯に作品番号がついた作品はわずか14作品であるが、『オルガンの友』誌最優秀賞、『レクイエム』の録音で仏ディスク大賞などを受賞している。
1975年73歳 夫人と共に自動車事故に遭い、二人とも一命は取り留めた。多くのオルガン作品の初演や録音を行ってきたが、事故の後遺症により演奏活動はできなくなった。
1977年75歳 混声合唱のための『主の祈り』出版。最後の公開された作品となった。
1986年6月16日84歳 パリ郊外にて亡くなる。

オルガニストを務めたパリのサンテティエンヌ・デュ・モン教会目の前に、デュリュフレと、彼と同じくオルガニストであった妻のマリー=マドレーヌ・デュリュフレの記念碑が掲げられている。

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