11月20日1946年【徳永 二男】

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徳永 二男
とくなが つぎお

[ヴァイオリニスト/日本]
1946年11月20日- 77歳
NHK交響楽団のコンサートマスターを20年近く務めたヴァイオリニスト


チゴイネルワイゼン

公式HPより

人気、実力ともに日本を代表する演奏家。

ヴァイオリニストの父茂および鷲見三郎氏に師事。桐朋学園にて、齋藤秀雄氏に師事。1966年、当時日本楽壇史上最年少のコンサートマスターとして東京交響楽団に入団。1968年、文化庁在外派遣研修生としてベルリンへ留学、ミシェル・シュヴァルベ氏に師事。
1976年、NHK交響楽団のコンサートマスターに就任。その後首席第一コンサートマスターを経て、ソロ・コンサートマスターの重責を担い、長年NHK交響楽団の”顔”として抜群の知名度と人気を誇る。

NHK交響楽団在籍時代よりヨーロッパ、アメリカ各地から招かれ、とりわけ、ケルンでの現代音楽祭、ベルリンの日独センター柿落とし公演での、ヴォルフガング・サヴァリッシュ氏との室内楽コンサート、ニューヨークのカーネギーホールでの室内楽コンサートに出演して絶賛を博した。
1994年にNHK交響楽団を退団し、ソロ、室内楽に専念。
1992年より鎌倉芸術館ゾリステンを主宰し、1995年から2013年までJTアートホール室内楽シリーズの音楽監督を、1996年からは宮崎国際音楽祭の総合プロデューサーを経て2011年からは音楽監督を務めるなど、日本音楽界の中心的立場を確固たるものとしている。

これまで、モントリオール交響楽団やイギリス室内管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団をはじめ国内外の主要オーケストラからたびたび招かれている。また、リサイタル、室内楽の分野でも、全国で数多くの演奏会を行っているほか、トーク・コンサート、タンゴ・コンサートなど幅広く活躍している。
2016年には、楽壇生活50周年を迎え、多年の功績に文化庁長官表彰を受ける。
近年は指揮活動もスタートさせており、東京フィル、広島響、宮崎国際音楽祭管弦楽団などと共演。2017年には、ギドン・クレーメルをソリストに迎え、クレメラータ・バルチカと広響の合同オーケストラを指揮して好評を博す。

CDは、ブラームスのヴァイオリン・ソナタ全集、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全集や、パガニーニのカプリス全曲など多数リリース。最新盤は、2017年にリリースした「Tango」。
桐朋学園大学特任教授。


Tango-魅惑のタンゴ
徳永二男(Vn)京谷弘司(Bn)淡路七穂子(Pf)田辺和弘(Cb)

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