9月10日1659年【H.パーセル】

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ヘンリー・パーセル
Henry Purcell

[ 作曲家 / イギリス ]
1659年9月10日-1695年11月21日 36歳没
『ディドとエネアス』や『アブデラザール』など代表作とする、17世紀後半バロック時代のイギリスを代表する作曲家

ヘンリー・パーセル

 

生涯

1659年 イングランド共和国ウェストミンスターに宮廷の侍従を父に生まれる。
1664年5歳 父が妻と3人の子供を残して流行のペストにかかり亡くなり、叔父トーマス・パーセルが後見となる。
1667年 この頃王室礼拝堂少年聖歌隊に入り、音楽の基礎を学ぶ。
同年8歳で最初の作品を書く。
1673年14歳 変声期を迎え、聖歌隊を退会。
王室オルガン製作者ジョン・ヒングストンの助手、王の管楽器保守係に任命される。
1674年15歳 王室教会ウェストミンスター・アビーのオルガン調律職と写譜の仕事に従事し、ルネサンスの音楽を学ぶことになる。
1676年17歳 ウエストミンスター寺院写譜係に任命される。
この頃教会音楽、劇場のための音楽の作曲を始める
1677年18歳、チャールズ2世の王室弦楽合奏団常任作曲家と指揮者に任命される。
1679年21歳 ウェストミンスター寺院オルガニストに就任。
1680年22歳 付随音楽「テオドシウス」作曲
1682年23歳 王室礼拝堂オルガニストに就任。
1683年25歳 王室楽器管理者の重職を兼務。また王室常任作曲家として、歓迎歌やオード(頌歌)、戴冠式のための作品など多数作曲し、イギリス一流の作曲家としての地位を得た。

1689年12月31歳 ロンドンにてオペラ『ディドとエネアス Dido and Aeneas』初演。当時としては珍しい英語オペラで、トロイの王子エネアスとカルタゴの女王ディドの物語を題材にしたイギリスバロックオペラの記念碑的作品とされる。

『ディドとアエネアス』”私が土の下で横たわる時

1690年以降は一連の舞台作品(主にオペラと付随音楽)の創作に力を注ぎ、オペラ『アーサー王』(1691年)、『妖精の女王』(1695年)、『アブデラザール』(1695年)など40曲以上作曲。

フランス風とイタリア風音楽様式と、イギリスの伝統音楽の様式や書法を融合させ、パーセル固有の音楽様式を確立し、王室の公式行事のための音楽だけでなくロンドン市民のための作品など、およそ400曲以上の作品を残した。

1695年11月26日36歳 結核によりkekk妻と6人の子供を残し亡くなる。


ベスト・オブ・パーセル

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