5月12日1842年【J.マスネ】

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ジュール・エミール・フレデリック・マスネ
Jules Emile Frédéric Massenet

[作曲家 / フランス]
1842年5月12日-1912年8月13日 70歳没
多くの人に聞き覚えのある、ヴァイオリンとオーケストラによる美しい楽曲『タイスの瞑想曲』。実はオペラ『タイス』の中の間奏曲。
現在頻繁に上演されるオペラ作品『タイス』(1894年初演)『マノン』(1884年初演)『ウェルテル』(1892年初演)など多くのオペラ作品を生み出し、その美しいメロディにより20世紀初頭にかけて世界中で高い人気があったフランスの作曲家です。


オペラ作品集

『タイスの瞑想曲 Méditation』

生涯

1842年 フランス、ロワール県モントーに、12人兄弟の末子として生まれる。
1848年6歳 父の事業失敗により家族でパリに移住。母からピアノを習い、幼いころから楽才を示した。
1853年11歳 パリ国立高等音楽学校入学。生活費のためにカフェでピアノ演奏、リリック劇場で打楽器奏者として働く。
1862年20歳 カンタータ『ダヴィッド・リッツィオ David Rizzio』でローマ賞を受賞し3年間ローマへ留学。G.ロッシーニ(1792-1868)やG.ヴェルディ(1813‐1901)を継承するオペラ作曲家となる素地が養われ、E.ベルリオーズ(1803-69)やF.リスト(1811-86)と交流を持つ。
1867年25歳 初めてのオペラ『大伯母』がオペラ=コミック座で上演。

1870年 普仏戦争(1870年7月19日-1871)に兵士として従軍し、その間作曲活動を中断したが、終戦と共に創作活動に復帰。
1873年31歳 オラトリオ『マグダラのマリア』作曲。高い評価を受ける。
1877年35歳 『ラオールの王』がパリ・ガルニエ宮(オペラ座)で初演され成功を収める。これにより名声を高め、国際的に名を知られるようになる。
1878年36歳 パリ国立高等音楽院の作曲教授に就く(-1896年)。

『マノン Manon』第2幕
ソプラノ:A.ネトレプコ(1971-)
テノール:R.アラーニャ(1963-)

1881年39歳 『エロディアード』が大成功をおさめ『マノン』(1884年初演)、『ル・シッド』(原作コルネーユ、1885年初演)『ウェルテル』(1892年初演)、『タイス』(1894年初演)など発表し、いずれも高い人気を博し、オペラ作曲家としての地位を得る。

『ル・シッド』
指揮:サイモン・ラトル(1955-)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

当時、大きな影響をもたらしたR.ワーグナー(1813-83)のライトモティーフの技法を使用したが、甘美な旋律や優れた管弦楽法、フランス的なエスプリを特徴とし、ワーグナーよりイタリア・オペラのロッシーニやヴェルディを継承するオペラ作曲家として高い人気を得た。

1910年68歳 『ドン・キホーテ』初演。ロシアの伝説的バス歌手シャリアピン(1873-1938)のために書き、彼が主役を務めた。

オペラの他に、バレエ、オラトリオ、カンタータ、オーケストラ作品、また250以上の歌曲を作曲し、晩年のオペラ作品は以前のような大きな評判を得ることはなかったが、未完を含めると36曲のオペラを生涯のうちに作曲し、当時世界で最も人気のある作曲家であった。
ピアノの練習曲としてよく用いられる、オペラ『ル・シッド』の「アラゴネーズ」や歌曲『エレジー』もよく知られる。

1912年8月13日 70歳で亡くなる。

『エレジー Elegie』

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