3月26日1925年【P.ブーレーズ】

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ピエール・ブーレーズ
Pierre Boulez

[作曲家・指揮者/フランス]
1925年3月26日 – 2016年1月5日 90歳没
戦後フランス最大の音楽家の一人。
作曲家、そして指揮者として世界各地のオーケストラと数々の名演を残した。フランス国立音響音楽研究所IRCAMを創設し、初代所長を務め、優れた論考を数々発表し、教育者としても20世紀音楽の発展に大いに貢献した。


Boulez Conducts Stravinsky

ブーレーズ:ノタシオン(1945年作曲1980年オーケストラのために編曲)
指揮:ブレーズ
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2009年6月演奏)

生涯

1925年フランス、モンブリゾンに生まれる。

最初数学を学び、その後パリ国立高等音楽院に進み、O.メシアン(1908-1992)に師事するが中退し、ルネ・レイボヴィッツ(1913-1972)にセリエリズム(音列主義)を学ぶ。
1940年代にはその門下の中で頭角をあらわし、ドイツのシュトゥックハウゼン(1928-2007)、イタリアのノーノ(1924-1990)と共に「前衛三羽烏」と呼ばれた。この時期の作風は「トータル・セリエリズム」の確立。

『12のノタシオン』1.ファンタスティック-モデーレ(1945)
ピアノ:ブーレーズ

1954年29歳 「ドメーヌ・ミュジカル」を設立。
1958年33歳 指揮活動を始める。
1967年42歳 クリーヴランド管弦楽団の首席客演指揮者に付く。
1971年46歳 BBC交響楽団の首席指揮者、ニューヨーク・フィルの音楽監督に就任。

ドビュッシー:夜想曲~祭り
指揮:ブーレーズ
BBC交響楽団(1968年10月20日演奏)

1976年51歳 バイロイト音楽祭で『ニーベルングの指輪』全曲を指揮し歴史に残る名演奏と評価される。
同年、コレージュ・ド・フランス教授、ニューヨーク・フィルハーモニック音楽監督に就任。
1978年53歳 指揮活動を休止し、パリにフランス国立音響音楽研究所IRCAM(音響・音楽の探究と調整の研究所)を創立し所長に就任。
またすぐれた現代音楽のアンサンブル”アンサンブル・アンテルコンタンポラン”を創設。
1991年66歳 IRCAM所長を辞任し名誉総裁となり、フリーの指揮者としての活動を再開。その後亡くなるまで指揮活動を行った。
1992年67歳 ウェルシュ・ナショナル・オペラのヨーロッパ・ツアーに指揮者として随行。
同年、ザルツブルク音楽祭のコンポーザー・イン・レジデンスとしてアンサンブル・アンタルコンタンポラン、ウィーン・フィル他のオーケストラを指揮。
以後シカゴ交響楽団、ベルリン・フィル、ウィーン・フィルの定期演奏会等でも活躍。

ストラヴィンスキー: Chant du Rossignol
指揮:ブーレーズ
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(1992年演奏)

1995年70歳 「ピエール・ブーレーズフェスティバル in東京1995」東京で開催。M.ポリーニ(1942‐)、D.バレンボイム(1942‐)、M.T.トーマス(1944‐)、G.クレーメル(1947‐)など錚々たる音楽家による公演が行われた。

ブルックナー:交響曲第8番
指揮:ブーレーズ
ウィーンフィルハーモニー管弦楽団(1996年演奏)

マーラー:交響曲第2番 “復活”
指揮:ブーレーズ
ベルリン国立歌劇場管弦楽団(2005年演奏)

2009年84歳 京都賞受賞の際に催されたトークイベントにおいて、聴衆の一人から「人生における普遍的なあるべき考え方」を問われ、「好奇心を持ち続けること」と述べた。

京都賞インタビュー

2015年90歳 生誕90年を記念してドイツ・グラモフォンがブーレーズが指揮した自作を含む音源をまとめた44枚組のCDを発売した。
2016年1月5日90歳 1960年代から暮らしたドイツのバーデン=バーデンの自宅で亡くなる。

受賞歴
第1回 高松宮殿下記念世界文化賞(1989年)
ウルフ賞芸術部門(2000年)
グラミー賞 クラシック現代作品部門(2000年)
グロマイヤー賞 作曲部門(2001年)
京都賞思想・芸術部門 音楽分野(2009年)


Pierre Boulez: The Complete Columbia Album Collection

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