7月16日1948年【P.ズーカーマン】

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ピンカス・ズーカーマン(ズッカーマン)
Pinchas Zukerman

[ ヴァイオリニスト・ヴィオリスト/ イスラエル ]
1948年7月16日 - 75歳
20世紀から現在まで世界の音楽界で活躍するヴァイオリニスト

経歴

1948年 ポーランド系ユダヤ人の両親のもとテルアビブに生まれる。
ヴァイオリニストの父親から手ほどきを受ける。
1956年8歳 テル・アヴィヴ音楽院に入学。
1960年12歳 イスラエル音楽祭での演奏をアイザック・スターンとパブロ・カザルスに見いだされ、スターンの後見でジュリアード音楽院に留学し、名教師イワン・ガラミアンに師事。
1966年18歳 イタリアのスポレート音楽院でデビュー。
1967年19歳 レーヴェントリット国際コンクールで同門のチョン・キョンファと同時に第1位を取得。
1969年21歳 スターンの代役としてニューヨーク・フィルと共演し大成功を収める。
1973年25歳 初来日。

1974年26歳 ニュー・フィルハーモニア管弦楽団を振って指揮者デビュー以来、積極的に指揮活動も行っている。
1980-87年ミネソタのセント・ポール室内管弦楽団指揮者などを経て、1998-2014年カナダのオタワ・ナショナル・アーツセンター・オーケストラ音楽監督、また、ダラス交響楽団やイギリス室内管弦楽団にもしばしば客演をしている。

ダニエル・バレンボイム(1942‐)やイツァーク・パールマン(1945‐)とは個人的にも親しく、レコーディングやステージでしばしば共演を重ねている。

2009年61歳 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者に就任。

2011年4月62歳 福島第一原子力発電所事故による放射能への不安を理由に第16回宮崎国際音楽祭を辞退した弟子でもあるジュリアン・ラクリン(1974‐)に代わり、「日本を元気づけたい」と出演を決定した。

2016年68歳 アデレード交響楽団の終身アーティスト・イン・アソシエーションに就任。

ソロモン王賞、国立芸術勲章 (1983)、アイザック·スターン芸術優秀賞
ブラウン大学 名誉博士号など数々の賞を受賞。

ヴィオラの演奏家としても知られ、ヴァイオリン・ヴィオラ合わせ100点以上の録音があり、そのうち21点がグラミー賞にノミネートされ、1981年パールマンとのデュオアルバムなど2点が入賞している。

エルガー(1857-1934): ヴァイオリン協奏曲第1楽章
ヴァイオリン:ズーカーマン
指揮:ズービン・メータ(1936‐)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
2017年3月12日

後進の指導にも力を入れ、マンハッタン音楽学校でピンカス・ズーカーマン・パフォーマンス・プログラムを立ち上げ、芸術界で初めて通信教育技術を取り入れたり、カナダに若手演奏家、指揮者、作曲家のための夏季音楽院を設立するなど、ロンドン、ニューヨーク、中国、イスラエルなどで教育プログラムを行っている。

使用楽器は1734年製デル・ジェズ、1740年製デル・ジェズ「イザイ」および1741年製デル・ジェズ「ヴュータン」。「ヴュータン」は、2012年の取引で約1600万ドルの値が付いた史上最も高額で取引された楽器。

ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》

ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》アイザック・スターン & ピンカス・ズーカーマン & シュロモ・ミンツ & イツァーク・パールマン & イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団 & ズービン・メータ

プライベートでも親しかったパールマンと共演したアルバム

モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲


ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ全集

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