7月15日1933年【J.ブリーム】

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ジュリアン・ブリーム OBE
Julian Bream OBE

[ギタリスト/イギリス]
1933年7月15日 - 満86歳
14歳からクラシックギターの父A.セゴビア(1893-1987)に師事した、二十世紀のクラシック・ギター界の巨匠です。
古楽器のリュート奏者としても知られています。


シャコンヌ ~ J.S.バッハ・リサイタル

バッハ『ヴァイオリンソナタBMW1001 フーガ』

 

経歴

1933年 イギリス、ロンドンに生まれる。
幼少時から父親にギターの手ほどきを受ける。
ロンドン王立音楽院にて、チェロとピアノを習得。同時に独学でリュートの双方を習得。
1947年14歳 セゴビアに師事。
1950年17歳 ロンドンとアメリカでデビュー。
1959年26歳 彼から大きな影響を受けたジョン・ウィリアムズ (John Williams 1941-)とジュリアン・ブリーム・コンソートを結成。プレスティ( 1924-1967)&ラゴヤ(1929-1999)やセルジオ・アサド(1952-)兄弟と並ぶ20世紀の代表的ギター・デュオとされる。


ジュリアン&ジョン 超絶のギター:ギター界最高の名手の顔合わせが実現し「クラシック・ギター世紀の二重奏」と称賛されたギター・ファン必聴のアルバム。

多くのレコーディングや世界各地でのリサイタルが成功をおさめ、30代になる頃には現代を代表するギター奏者と呼ばれるようになる。

1971年38歳 ギターやリュートなどによる室内楽を中心とした〈セムリー音楽祭〉を設立。

ギター界がスペイン中心だった時期に活躍し、16~17世紀のリュート音楽を研究および紹介し演奏にいおいてはパイオニア的存在。
後進の指導も熱心に行う。

83歳のストラヴィンスキー(1882-1971)の前でリュートを演奏(1965年32歳)

ギターとリュートの第一人者としてリサイタルをおこなうほか、古楽アンサンブルとの共演、ギター曲の編曲、ギター製作者への援助、ジョン・ウィリアムズとのデュオなど、多岐に渡り活動し、英国の上級勲士賞、ヴィラ=ロボス・ゴールドメダルなど、多くの賞を授与されている。

1990年代後半からは、交通事故の後遺症と高齢から技術が衰え、2002年引退を表明。


/ ロドリーゴ: アランフェス協奏曲、リュート協奏曲集〜ヴィヴァルディ、ヘンデル、他 ジュリアン・ブリーム、ジョン・エリオット・ガーディナー & モンテヴェルディ管弦楽団 輸入盤

「マスタークラス」
1978年1月18日放送(44歳)

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