2月5日1968年【矢部 達哉】

矢部 達哉
やべ たつや

[ヴァイオリニスト/日本]
1968年2月5日 - 53歳
22歳から東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターとして同楽団の向上に大きく貢献しています。
また、指揮者を置かない「トリトン晴れた海のオーケストラ」を中心となって結成しコンサートマスターを務め、ソロ演奏活動も積極的に行う現日本を代表するヴァイオリニスト。


ツィゴイネルワイゼン

経歴

1968年 東京に生まれる。
1973年5歳 鈴木鎮一才能教育でヴァイオリンを始める。
1978年10歳 江藤俊哉(1927-2008)に師事。
1989年21歳 桐朋学園大学ディプロマコースを修了。
同年、東京国際音楽コンクール室内楽部門優勝、齋藤秀雄賞、アサヒビール賞を受賞し、サイトウ・キネン・オーケストラに初参加。
1990年22歳 東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに就任。
1993年25歳 ジャパン・チェンバー・オーケストラのコンサートマスターに就任。
1995年27歳 第5回出光音楽賞(賞金300万円)を受賞。
1996年5月28歳 デビューCD「ソット・ヴォーチェ」をリリース。


ソット・ヴォーチェ~デビュー

1996年28歳 村松賞、第1回ホテルオークラ賞を受賞。
2004年4月36歳 上野学園大学音楽・文化学部の教授に就任。
2015年47歳 在京オーケストラで活躍するメンバーで指揮者を置かない「トリトン晴れた海のオーケストラ」を中心となって結成しコンサートマスターを務める。

妻はソプラノ歌手澤畑恵美。


ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」&第10番

ジャパンアーツHPより

洗練された美しい音色と深い音楽性によって、日本の楽壇のリーダーとして最も活躍しているヴァイオリニストの一人。

1968年東京生まれ。
江藤俊哉に師事。
89年桐朋学園ディプロマコース修了後、90年22歳の若さで東京都交響楽団のソロ・コンサートマスターに抜擢される。サイトウ・キネン・オーケストラで小澤征爾の指揮の下オペラや交響曲のコンサートマスターを務めるほか、豊嶋泰嗣(ヴァイオリン)、川本嘉子(ヴィオラ)、上村昇(チェロ)と結成した京都アルティ弦楽四重奏団のメンバーとして定期演奏会を行っている。97年、NHK連続テレビ小説「あぐり」のヴァイオリン・ソロで大きな反響を呼ぶ。2003年にはNHKテレビ放送50年記念ドラマ「川、いつか海へ(作曲:岩代太郎)」の音楽を演奏。

オーケストラの傍らソロ、室内楽で活躍。

横山幸雄とのデュオ演奏会のほか、田部京子、小山実稚恵とのトリオ演奏会も行っている。ソリストとして、小澤征爾、若杉弘、ジャン・フルネ、ベルンハルト・クレー、ジェームズ・デプリースト、エリアフ・インバル、ガリー・ベルティーニ等の著名指揮者と共演。

2009年、音楽の友4月号では、読者の選んだ“私の好きな国内オーケストラのコンサートマスター”で1位に選ばれ、2016年文藝春秋2月号で「日本を元気にする逸材125人」の一人に選ばれている。

95年第5回出光音楽賞、平成8年度村松賞、96年第1回ホテルオークラ音楽賞受賞。

ソリストとして、ソニークラシカルより横山幸雄とのデュオ2枚を含む5枚、オクタヴィア・レコードより2枚(モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番&第5番「トルコ風」及び横山幸雄とのデュオでベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」&第10番)のCDが発売されている。また、オクタヴィア・レコードからは京都アルティ弦楽四重奏団のCDも2枚(ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第15番、弦楽四重奏曲第14番&第16番)発売されている。

ヴァイオリン:矢部達哉
ソプラノ:澤畑恵美
ピアノ:横山幸雄(1971-)2020年演奏

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