11月27日1979年【H.ハーン】

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ヒラリー・ハーン
Hilary Hahn

[ ヴァイオリニスト / アメリカ ]
1979年11月27日 - 41歳


ヒラリー・ハーン デビュー! バッハ:シャコンヌ

バッハ:ヴァイオリン無伴奏ソナタ第1番

経歴

1979年 アメリカ、ヴァージニア州レキシントンに生まれる。
4歳になる直前にボルティモアに移り、地元の子ども音楽教室でヴァイオリン・レッスンを始める。
スズキ・メソードで1年学んだ後、レニングラード英才音楽学校で教えていたクララ・ベルコヴィチに5年間師事。
1990年10歳 フィラデルフィアのカーティス音楽学校に入学し、イザイ(1858-1931)最後の門下生ヤッシャ・ブロツキーに師事。以降、彼が89歳で亡くなる17歳までレッスンを受けた。
ブロツキーの没後19歳までハイメ・ラレードに師事。室内楽をフェリックス・ガリミールとゲイリー・グラフマンに師事。

1991年11歳 初リサイタル。 同年12月12歳 小松長生指揮ボルティモア交響楽団と、サン=サーンス『バイオリン協奏曲第3番』協演し、メジャーオーケストラデビュー。
1992年13歳 カーティス音楽院教養学科と外国語の学部課程を履修。
1993年14歳 ハンガリーでブダペスト祝祭管弦楽団と協演し、国際デビューを果たす。
1994年15歳 クリーブランド、ニューヨーク・フィルハーモニック、プッツバーグ交響楽団など、アメリカの一流オーケストラと初協演。
1995年16歳 アメリカ、バーモント州のマルボロ音楽祭に参加し、講習会や室内楽コンサートに出演。
1996年17歳 J.S.バッハ『無伴奏ソナタ・無伴奏パルティータ集』をリリース。この作品は1997年のディアパゾン・ドール賞に選ばれ、ビルボード誌クラシックチャートに数週間にわたりランクインをするヒット作となった。フィラデルフィア管のソリストとしてカーネギーホールにデビュー。

バッハ:無伴奏パルティータ『シャコンヌ』(1997年演奏)

1998年19歳 ボルティモア交響楽団、デヴィッド・ジンマン指揮、ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』と、バーンスタイン『セレナーデ』の録音がグラミー賞ノミネート、ディアパゾン・ドール賞受賞。ドイツのエコー・クラシック賞受賞。
1999年20歳 カーティス音楽院卒業、音楽学士号取得。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニック、サンフランシスコ交響楽団と初共演。エドガー・メイヤー(1960-)が彼女に献呈した『ヴァイオリン協奏曲』を初演および録音。
2000年21歳 バーバー、メイヤーによる協奏曲の1999年録音が、ドイツ・シャルプラッテン賞と、カンヌ・クラシカル・アワードを受賞。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と日本ツアー。ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで、BBCプロム「ラスト・ナイト」に、主演ソリストとして初出演。
2001年22歳 タイム誌により”America’s Best Young Classical Musician”と称された。
2002年23歳 前年にネヴィル・マリナー指揮 アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズと録音したブラームスとストラヴィンスキーの協奏曲が、ル・モンド・ラ・ミュージックのショック・アワード受賞。2003年24歳 グラミー賞受賞。


ブラームス:ヴァイオリン協奏曲 他

ソリストのほか室内楽において世界中で演奏を行い、映画『ヴィレッジ』のサウンド・トラックやロックミュージシャンと共演するなど、活動の幅を広げている。

使用楽器は、パガニーニの所有していた’Cannone’のコピーであるJ.B.ヴィヨームの1864年製。

2019年5月17日発売「アントン・ガルシア・アブリル(1933‐):無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティータ」について


アントン・ガルシア・アブリル:無伴奏ヴァイオリンのための6つのパルティータ(2019.5.17発売)

執筆活動にも力を入れており、約20年間にわたって自身のウェブサイトに日記や記事を掲載している。http://hilaryhahn.com/

フラフープを回しながら演奏するハーン

【ジャパンアーツHPより】

3度にわたるグラミー賞受賞ヴァイオリニストであるヒラリー・ハーンは、明快で華麗な演奏、非常に幅広いレパートリーに対する自然体の解釈、そして、ファンとの一体感ある結び付きにより、名声を博している。ハーンは、創造性に富む音楽作りへのアプローチと、世界中の人々と音楽的体験をシェアするための熱心な取り組みにより、多くのファンに愛されている。最近では、「100日間の練習(100 Days of Practice)」というインスタグラム・プロジェクトを立ち上げ、自身が練習している様子を撮影した動画を100日間連続で投稿した。このように舞台裏での練習をファンに公開することは、これまで彼女とファンとの間にあった、音楽の創作過程における垣根を取り払うことを目的としている。

2018/19シーズンは、これまでの音楽キャリア全体を繋いできた1本の糸(バッハ)に重点的に取り組む。10月には、バッハの無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番、ソナタ第1番、第2番を収録したCDをリリースした。これは、ハーンがわずか17歳の時にリリースした最初のアルバム「ヒラリー・ハーン・プレイズ・バッハ」から20年の歳月を経て再びリリースされた、ファンおよび批評家待望のアルバムである。さらに、秋から春まで、バッハの無伴奏ヴァイオリン作品のリサイタルを、ウィーン、パリ、ニューヨーク、ワシントンDC、サンフランシスコ、トロント、東京、ソウル、ベルリン、ロンドン、ミュンヘンで行っている。また、2018/19シーズンは、フランス放送フィルのアーティスト・イン・レジデンスを務める。同楽団との共演では、オーストリア、ドイツ、フランス、スペインでシベリウスを演奏する他、エイノユハニ・ラウタヴァーラ(1928-2016)の最後のヴァイオリン協奏曲の世界初演を行う。この協奏曲は、ラウタヴァーラがハーンのために作曲したものであるが、未完だったためラウタヴァーラの死後、カレヴィ・アホによって完成された。

バッハは、最初の師匠クララ・ベルコヴィチの下で音楽の勉強を開始した頃から、常にハーンの人生の一部となってきた。10歳の時に、フィラデルフィアのカーティス音楽院へ入学した。ここで、ウジェーヌ・イザイとエフレム・ジンバリストの弟子だった、ヤッシャ・ブロツキーに師事したが、ブロツキーはハーンのレッスンの一部を、ほぼ毎回、バッハの無伴奏曲に充てた。ハーンは、バッハのパルティータやソナタの何楽章かを、しばしば彼女の無料コンサート(時にはサプライズ・コンサートのこともある)のプログラムに組み込んでいる。こうした無料コンサートは、編み物サークル、地域のダンス・ワークショップ、ヨガ・グループ、美術の学生、赤ちゃん連れの親たちを対象に行っているものである。また、ハーンは近年の自身の滞在地、ウィーン、シアトル、リヨン、フィラデルフィアなどでも、こうしたミニ・コンサートを生活の一部に組み入れており、今シーズンはフランス放送フィルでも引き続き行う予定である。こうした活動は、音楽愛好家がコンサート・ホールの外でもライヴ演奏に興味を持つことを奨励し、親と幼い子供たちが一緒にライヴ演奏を楽しめる機会を提供するためのものである。

ハーンはファンとの繋がりを作る、天賦の才能に恵まれていることで知られている。その才能の一端は、ファンから集めたアート作品や、自身のユーチューブ・チャンネルのインタビュー・シリーズ(youtube.com/hilaryhahnvideos)、さらには、彼女のヴァイオリン・ケースが、コンサート・ヴァイオリニストであるハーンの生活についてコメントする、ツイッターとインスタグラムのアカウント(@violincase)にも垣間見える。彼女の好奇心は音楽の領域をはるかに超えている。かつてはブロガーの先駆けとして、自身のウェブサイト(hilaryhahn.com)でファンに宛てて「旅先からの絵葉書(postcards from the road)」と題した記事を投稿したり、主流メディアに記事を投稿したりしていた。

公式YouTube

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