【天使にショパンの歌声を(2016)】-音楽を題材にしたノンフィクション

天使にショパンの歌声を

[原題]La Passion D’Augustine
[監督]レア・プール
[原作]マリー・ビアン
[脚本]マリー・ビアン/レア・プール
[音楽]フランソワ・ドンピエール
[製作]リズ・ラフォンティーヌ
フランソワ・トランブレ
[撮影]ダニエル・ジョビン
[編集]ミシェル・アルカン
[出演]セリーヌ・ボニエ
ライサンダー・メナード/ディアーヌ・ラヴァリー/ヴァレリー・ブレイズ
[製作年]2016年
[製作国]カナダ
[上映時間]103分
[ジャンル]ドラマ


天使にショパンの歌声を(字幕版)

ケベックの広大な地にポツンと佇む小さな寄宿学校。そこは音楽教育に力を入れる名門女子校だったが、修道院による運営が財政難に陥り、閉鎖の危機に直面する。校長のオーギュスティーヌは音楽の力で世論を味方につけようと、音楽イベントの開催を計画する。そんな中、校長の姪のアリスが転校してくる。彼女にピアニストとしての天性の才能を見出した校長は、学校存続の鍵になると期待するが、孤独で心を閉ざしたアリスは、誰の言うことも聞かない問題児だった。様々な困難を乗り越えて、イベントの日を迎えるのだが──。

オーギュスティーヌには、『愛の叫び ~運命の100日』のセリーヌ・ボニアー。カナダでは、TVシリーズ、映画、舞台と幅広く活躍している演技派女優で、カナダのアカデミー賞にあたるジニー賞に3度ノミネートされている。アリスには、モントリオール音楽院に在学中のライサンダー・メナード。5歳からピアノを始め、数々のコンテストで優勝を飾り、2012年にはカナダを代表する未来の音楽家30人の1人に選ばれた新進気鋭のピアニストで、心の奥底まで届く、喜怒哀楽の感情を見事に表現した演奏で魅了する。

冬は白銀のベールに包まれ、春の訪れと共に鮮やかな緑へと変わっていくカナダの美しく豊かな自然を背景に、全編にわたって流れるのは、ショパン、モーツァルト、ベートーヴェン、リストなど偉大な作曲家によるクラシックの名曲の数々。そこへ少女たちが弾く汚れなきピアノ、天使のごとき歌声、胸躍るダンス、愛らしい制服に絵本から出て来たような校舎や教室が、麗しいアンサンブルを奏でていく。
どうにもならない運命に時には涙しながらも、強く、たくましく、明るく、何より自分らしく生きようとした女性たち。彼女たちが音楽の力で未来の扉を開く姿に、笑顔と元気をもらえる希望の物語。

【公式ホームページより】

 

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