【僕のピアノコンチェルト(2006)】-音楽を題材にしたフィクション映画

僕のピアノコンチェルト

[原題]Vitus
[監督]フレディ・M・ムーラー
[脚本]ペーター・ルイジ
フレディ・M・ムーラー/ルカス・B・スッター
[音楽]マリオ・ベレッタ
[製作]クリスティアン・ダヴィ
クリストフ・ネーラッハー/フレディ・M・ムーラー
[撮影]ピオ・コラッディ
[編集]ミリアム・フルーリー
[出演]テオ・ゲオルギュー
[製作年]2006年
[製作国]スイス
[上映時間]121分
[ジャンル]ドラマ


僕のピアノコンチェルト

ピアノと数学に天賦の才能を発揮する天才少年の孤立と心の成長を、スイスの巨匠フレディ・M・ムーラー監督が描くヒューマン・ドラマ。主人公ヴィトスの12歳を演じるテオ・ゲオルギューは、自身も国際的なコンクールでの優勝実績を持つ新進ピアニストで、劇中の演奏シーンも彼自身の演奏。高い知能指数を持つ天才児の主人公が、彼に期待する両親や、彼の良き理解者である祖父などとの関係を通して、自らの歩むべき道を見出すという成長物語である。天才児の孤独をユーモラスに描いている。

IQが高すぎて計測不能という6歳の天才児ヴィトス(ファブリツィオ・ボルサーニ)。
両親のレオ(ウルス・ユッカー)とヘレン(ジュリカ・ジェンキンス)は、彼を立派なピアニストにするために、幼稚園ではなく音楽学校へと通わせることを決意。両親の過剰な期待は息苦しく、ヴィトスをありのまま受け入れてくれる祖父(ブルーノ・ガンツ)と過ごす時間が心休まる時間だった。
飛び級で12歳で高校生になったヴィトス。天才的な知能から周囲から孤立し、卒業試験を受けて学校を出て行くようにと勧告される。
そんなある日、ヴィトスはマンションから落ちたところを発見される。怪我はなかったものの、事故の後遺症で高いIQもピアノの才能も失い、すっかり普通の男の子になってしまったヴィトスだったが・・・。

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