レッド・バイオリン
[原題]The Red Violin
[監督]フランソワ・ジラール
[脚本]フランソワ・ジラール/ドン・マッケラー
[音楽]ジョン・コリグリアーノ
[衣装]レニー・エイプリル
[製作]ニーヴ・フィッチマン
[撮影]アラン・ドステイ
[美術]フランソワ・セグワン
[出演]サミュエル・L・ジャクソン
カルロ・チェッキ /イレーヌ・グラジオリ
[製作年]1998年
[製作国]カナダ
[上映時間]130分
[ジャンル]ドラマ
4世紀にわたり、5つの国に受け継がれていったヴァイオリンをめぐり、現代と過去が交わりつつその秘密に迫る。全ての謎が解けるとき、衝撃的な事実が浮かび上がる…。
第72回アカデミー賞音楽賞受賞、トロント国際映画祭上映作品、第11回東京国際映画祭最優秀芸術貢献賞。
モントリオールのオークション会場で、高名なバイオリン職人ブソッティ(カルロ・セッテ)が1681年に製作した名器「レッド・バイオリン」が売り出された。イタリアで生まれ、オーストリア、イギリス、中国、そしてカナダと5つの国を4世紀に渡り旅してきたこのバイオリンは、かつて、多くの人がその魅力に心を奪われ、彼らを破滅へ導いてきた。
時は1681年。ブソッティの妻アンナ(イレーネ・グラツィオーリ)は家政婦に「将来は長い旅をする」と予言されるが、子どもを死産し自らも命を落とす。ブソッティはその夜、バイオリンにニスを塗る。
1792年、バイオリンはオーストリアの修道院で天才児・カスパー(クリストフ・コシツェ)の手に渡る。カスパーは才能を認められるが、バイオリンと一体化しすぎたため夭折。
次に手に入れたのは1893年、イギリスの作曲家で演奏家のホープ(ジェイソン・フレミング)。素晴らしい音楽を生み出すが、自殺をする。
1965年、上海に渡ったバイオリンを、多くの人が狙う・・・。
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