【未完成交響楽(1933)】‐音楽を題材にしたフィクション映画

未完成交響楽

[原題]Unfinished Symphony Leise flehen meine Lieder
[監督・脚本]ヴィリ・フォルスト
[原作]ヴァルター・ライシュ
[音楽]フランツ・シューベルト
[編曲]ウィリー・シュミット=ゲントナー
[演奏]ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ウィーン少年合唱団/ウィーン国立オペラ合唱団/ギウラ・ホルファート・ジプシー楽団
[製作]グレゴール・ラビノヴィッチ
[撮影]フランツ・プラナー
[編集]ヴィクトール・ゲルトラー
[出演]オットー・トレスラー
マルタ・エッゲルト/ルイーゼ・ウルリッヒ
[製作年]1933年
[製作国]オーストリア
[上映時間]88分
[ジャンル]ドラマ


未完成交響楽 [DVD]

オーストリアの作曲家、フランツ・シューベルトの青春期と、彼の名曲「交響曲第8番ロ短調《未完成》」の制作秘話を描いたラブ・ロマンス。音楽映画、楽聖映画のはしりとなった作品。日本で大ヒットし「未完成交響曲」を有名にした。

生活に困窮していたシューベルト(H・ヤーライ)は、生活を憐れんだ友人に誘われ上流階級のサロンでピアノ演奏を行う。それをきっかけに貴族の娘の家庭教師になるが、彼女はサロンの演奏会で彼の音楽を笑ったカロリーネ(ソプラノ歌手=M・エゲルト)だった。
カロリ—ネはシューベルトの音楽への情熱に共鳴し、やがて2人は恋に落ちるが、親の妨害により、娘は軍人と結婚することになり、シューベルトは罷免になる。親の決めた相手に嫁ぐカロリーネの華燭の典にシューベルトも招かれ、『未完成』をピアノで弾く。
そして『交響曲未完成』の譜面に「わが恋の成らざるが如く、この曲もまた未完成なり 」記すのだった。

音楽を題材にした映画‐フィクション一覧は こちら

クラシック音楽情報LuckOn

関連記事

  1. 【モーツアルトの恋(1942)】-音楽を題材にしたノンフィクション映画

  2. 【レッド・バイオリン(1998)】-音楽を題材にしたフィクション映画

  3. 【クララ・シューマン愛の協奏曲(2008)】‐音楽を題材にしたノンフィクション映画

にほんブログ村 クラシックブログへ

error: Content is protected !!