【ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路(2010)】‐音楽を題材にしたノンフィクション映画

ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路

[監督・脚本・製作]ルネ・フェレ
[原題]Nannerl, la soeur de Mozart
[音楽]マリー=ジャンヌ・セレロ
[撮影]バンジャマン・エシャザレッタ
[編集]ファビエンヌ・フェレ
[出演]マリー・フェレ/マルク・バルベ
[製作年]2010年
[製作国]フランス
[上映時間]120分
[ジャンル]ノンフィクション


ナンネル・モーツァルト 哀しみの旅路

音楽の才能に恵まれながら、天才作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの姉であるために陰に隠れた存在となってしまった、マリア・アンナの伝記映画。

18世紀中頃のヨーロッパ。
父レオポルトから3歳より音楽を学び、音楽の才能あふれるマリア・アンナ・モーツァルト、通称ナンネル。
3つ違いの弟ヴォルフガングを売り込もうと、父レオポルトとともに、3年半をかけてヨーロッパを旅して回っている。父は、各地で“神童”と絶賛されるヴォルフガングを溺愛する一方、14歳のナンネルには、女性は作曲家になれないという当時のヨーロッパの常識からヴァイオリンに触れることさえ禁じる。
やがてモーツァルト一家は、ルイ15世が君臨するヴェルサイユ宮での演奏の機会を得る。
その滞在中のナンネルは、妃と生まれて間もない娘を亡くした直後の皇太子ルイ・フェルディナンと身分違いの恋心を抱く。皇太子はナンネルの音楽の才能に気づき彼女に作曲を勧める。
ナンネルは彼のために創作するが、想いを拒絶されたことから2度と作曲をすることはなく、弟を支える存在として生きて行く。

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