【ヘンデルの生涯(1985)】‐音楽を題材にしたノンフィクション映画

ヘンデルの生涯

[監督・編集]トニー・パーマー
[原題]God Rot Tunbridge Wells!
[脚本]ジョン・オズボーン
[出演]トレヴァー・ハワード/ピーター・スタンガー
[撮影]ニック・ノウランド
[製作年]1985年
[製作国]イギリス
[上映時間]121分
[ジャンル]ノンフィクション

1985年ヘンデル生誕300年を記念し、音楽映画の巨匠トニー・パーマー監督、イギリス現代演劇を代表する劇作家ジョン・オズボーン脚本で制作された、バロック音楽最大の作曲家の一人、ヘンデルの生涯を描いたテレビ映画。原題『God Rot Tunbridge Wells!』は、ヘンデルが死の直前にタンブリッジ・ウェルズ(作曲家の居住地)で『メサイア』を聴き、あまりのひどさに憤慨して書いた手紙から取られた言葉。直訳は「神はタンブリッジ・ウェルズを腐敗させるのか!」。晩年のヘンデルが過去を回想する形で、少年時代から晩年までのエピソードを描く。J・S・バッハと一緒に行ったリューベックの作曲家ブクステフーデ訪問、ローマでのドメニコ・スカルラッティとのチェンバロ競演、『水上の音楽』を演奏したジョージ1世の川の上での宴、2人の女性歌手の舞台上での喧嘩など、ヘンデルにまつわる有名なエピソードがふんだんに紹介されている。その波乱万丈の生涯と名曲の背景がわかると、これまで以上にヘンデルの音楽が楽しめること請け合い。晩年のヘンデルを演じるのは、英国の名優トレヴァー・ハワード。(『逢びき』『第三の男』『ガンジー』)。サー・チャールズ・マッケラス指揮の音楽を中心に、英国の著名アーティストによる演奏シーンも満載。

[演奏]サー・チャールズ・マッケラス指揮
イギリス室内管弦楽団
ワンズワース・スクール・クワイア(合唱指揮:グリン・ハーヴェイ)
エクストリームリー・エンシェント・アカデミー・オブ・シンガーズ(合唱指揮:サイモン・プレストン)

[劇中楽曲]
・オラトリオ『メサイア』~「私は知る、私をあがなう者は生きておられる」(ソプラノ:エリザベス・ハーウッド)
・歌劇『セルセ』~「オンブラ・マイ・フ」(カウンターテナー:ジェイムズ・バウマン)
・マスク『エイシスとガラテア』~「ハッピー・ウィ」(ソプラノ:ヴァレリー・マスターソン/テノール:アンソニー・ロルフ=ジョンソン)
・オラトリオ『デボラ』~「Awake the ardour of thy breast」
・アン王女の誕生日のためのオード~Let envy the conceal her head(バリトン:ジョン・シャーリー=カーク)
・オラトリオ『ユダス・マカベウス』~「見よ、勇者は帰る」(ソプラノ:リン・アンダーソン&ジュディス・ハワース)
・歌劇『リナルド』~「いとしい妻、いとしい恋人よ」(カウンターテナー:アンドリュー・ダルトン)
・オラトリオ『メサイア』~「だが、彼の来る日に誰が身を支えうるか」(ソプラノ:エマ・カークビー/エンシェント室内管弦楽団)
・オルガン協奏曲ト短調Op7-5(オルガン:サイモン・プレストン)
・クラヴィーア組曲第7番ト短調~「パッサカリア」(ピアノ:アンドレイ・ガヴリーロフ)

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