【cantabile カンタービレ】今日の音楽用語

cantabile

カンタービレ[ イタリア語 ]
意味:発想標語のひとつで「歌うように」

由来

ラテン語「cantare 歌う」の強意語。
現代イタリア語でも「歌う」は「cantare」。これに「~できる,可能な」の語尾-able, abileが付いた形がcantabile。

cantare由来の音楽用語

[ canzone カンツォーネ ]民謡・歌謡曲
[ cantico カンティコ ]讃美歌
[ cantilena カンティレーナ ]子守歌
[ cantata カンタータ ]規模の小さい声楽作品。「cantare」の受け身の形で、「歌われる曲」という意味。バッハは2百曲以上のカンタータを作曲。

cantataの対義語

sonata。
[sonata ソナータ ]は、[ sonare ソナーレ ](楽器を演奏する)の受け身形が由来で「楽器で演奏される曲」という意味。
器楽曲を「ソナタ」と命名されており、バロック時代に形式が確立しはじめ、古典派の時代に、舞曲の要素を取り入れるなどしてソナタ形式が確立していった。

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