大ヒットした「のだめカンタービレ」をはじめ2000年代に発表された音楽漫画8作品ご紹介
(数字は雑誌に初掲載された年)
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のだめカンタービレ:二ノ宮 知子(2001)
天才的なピアノを演奏するが、部屋はゴミの山、性格も突飛な野田恵(通称のだめ)と、ピアニストを父にもち、ピアノ科に在籍しながら指揮者を目指すエリート音大生・千秋を中心とする物語。
TV放送: 2006年10月16日より全国フジテレビ系列・月曜9時放送【番組HP】
のだめカンタービレ DVD-BOX (6枚組)
あのこにもらった音楽:勝田 文(2001年)
愛蔵版 あのこにもらった音楽 (花とゆめコミックス)
[コミックス全2巻・愛蔵版全1巻]
[第27回白泉社アテナ新人大賞デビュー優秀者賞]
梅子は母を3歳の時に亡くし、母の親友が女将を務める梅木旅館で、実の娘のように育てられていた。旅館の一人息子は、かつて天才少年ピアニストとして将来を嘱望されていたものの、コンクールの本選前夜に事故にあい、ピアニストとしての道を断念し、現在は音楽大学で非常勤講師として勤めるかたわら、旅館の離れで個人レッスンを行っている。兄妹同然に育った2人は、梅子のドイツ人の父親が現れたことがきっかけで結婚する。やがて娘をもうけ・・・。昭和の旅館を舞台に描かれる作品。
プライド:一条 ゆかり(2002)
オペラ歌手を志す麻見史緒はある日、ハウスクリーニングのバイトで家に来た同じくオペラ歌手を志す苦学生の緑川萌と知り合う。その後、史緒は父の経営する会社が倒産し、イタリア留学の夢も住む家も失う。2人は優勝者に留学と帰国後のCDデビューの権利が与えられるコンクールで再会。史緒の尊大な態度に嫉妬していた萌は、出番直前に史緒に衝撃的な事実を告げ、動揺した史緒に失敗させ優勝をもぎ取る。日本、ウィーン、イタリア、ニューヨークを舞台にオペラと人間模様を描いた作品。2009年に実写映画化、2010年舞台化もされた。
プライド Pride [ステファニー/満島ひかり]
マエストロ:さそう あきら(2003)
新装版 マエストロ(1) (アクションコミックス)
[コミックス全3巻]
[第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞]
スポンサーの倒産で解散となった日本屈指の交響楽団。 天道徹三郎が元楽団員に再結成をよびかける。半信半疑で集まった場所は古びた倉庫、天道は謎の老人だった。手塚治虫文化賞に輝いた『神童』を描いたさそうあきらによる感動の音楽漫画。2015年、映画化された。
マエストロ! [DVD]2015年
【出演】松坂桃李、西田敏行【監督】小林聖太郎
指揮指導と指揮演技監修は佐渡裕が担当し、エンディングテーマは辻井伸行が書き下ろした。
ヴィーナス綺想曲:西形 まい(2005)
金色のコルダ:呉 由姫(2006)
人気ゲームを漫画化にした異色作品。
暁のARIA:赤石 路代(2006)
暁のARIA(1) (フラワーコミックスα)
[コミックス全14巻、文庫版全7巻]
大正時代、貿易商の父と新橋の芸者の母の間に生まれた少女・海原ありあは、東京音楽学校の予科に合格し、いつか海を渡り世界的なピアニストになるという目標に向かって道を歩む。しかし、昔の傷が原因で左手を故障し、ピアノを弾くことさえままならなくなり、兄・夏王や笙子に支えられ、声楽への転向を志す。
青空エール:河原 和音(2008)
青空エール DVD 通常版
[監督]三木孝浩[出演]土屋太鳳/竹内涼真[映画HP]